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DJB「だいじょうぶnet.」翻訳資料の特徴を紹介します

2012.06.20

本ホームページの「資料ダウンロード」コーナーには、『教員必携 外国につながる子どもの教育 Q&A・翻訳資料』の後半に収録されている家庭向け翻訳通知がword形式で公開されています。現在17項目がアップロードされ、皆さんにご利用頂けるようになっていますが、今回はあらためて「DJB翻訳資料」の特徴を紹介させて頂きます。

 

学校から家庭向けに配布される通知文の翻訳資料は、これまでも多くの自治体などが工夫を凝らしたものを作成し公開しています。それら先進的な取り組みを参考に、DJB翻訳資料は次のような新たな工夫を取り入れました。

 

1:文章の簡略化・・学校から家庭に発行される通知文の多くは、時候のあいさつに始まり日本語独特の丁寧な言い回しが使われることが多いようです。そのまま翻訳すると表現が複雑になったり、時には外国につながる保護者に理解してもらえない表現になってしまうこともあるようです。そこでDJB翻訳文書では、時候のあいさつや伝いたい内容と直接関わりの無い表現を一切省きました。それによって、外国につながる保護者や子どもが通知文を見てすぐに、必要な連絡事項がわかる文面になっています。通常の通知文の冒頭を占める学校長名も省略しています。

 

2:表現の具体化・・連絡するべき内容をできる限り箇条書きに、且つ短い文章で表現するよう工夫しました。伝えたい内容の優先順位を明確にし、①日時②場所③持ち物④注意事項・・のように順を追って整然と記述しています。

 

3:文章以外の工夫・・文章でやり取りをすると煩雑になりがちな部分については、表やイラスト、そしてチェックボックスを活用しました。それにより文面が簡略化され、伝えるべき事が見えやすくなってます。また、DJBオリジナルイラストも多数挿入し、見て楽しい通知文を心がけています。

 

以上、DJB「だいじょうぶnet.」翻訳資料について、その特徴を紹介しました。日付や内容を簡単に書き換えられるword形式ですので、ぜひ積極的にご利用ください。ご利用になる際のご質問やご指摘は、遠慮無く「お問い合わせ」コーナーよりお寄せください。

 

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